「37.8℃に上がったので保育園から呼び出しがありました・・・」
小児科での診療では『あるある』のひとことです😰
コロナとの付き合いが始まってからは
発熱することに世界中が敏感になっているので
保育園などでの対応は
先生もご家族も
とても苦労されていると思います
「でも家に帰ってきたら元気で熱も下がっていて・・・」
これまた『あるある』のエピソードですよね!
私も保育園母ちゃん時代には
仕事場から急いで戻ってきては
もうちょっとで定時だったのになあ・・と
よく呟いていました😅
今日の診察室でも
「解熱してからって何度までなら良いの?」と聞かれました
インフルエンザなどの出席停止となる病気に罹ったときに
いつ解熱したか?と聞かれることが多いので
悩まれるのもごもっとも!
ふつうは『平熱』になれば、解熱したと考えますが
37~37.5℃ぐらいまでの体温となって
一緒に体調そのものも戻ってきたなあ・・と感じられれば
病気もヤマ場を越えて、ひと安心!
このまま元気になってくれば大丈夫かと考えられます👍
ただし人間の体温はいつも何かにつけて変化しますので
そんな『平熱』がしばらく続いているのか
そのあとも観察を続けてください
そもそも『高熱』と『微熱』ってはっきりとした基準はありませんし
『平熱』こそ、ひとりひとりで違うものです
実際には体温計の数値に振り回されずに対応したいと思います
大切なのは 『体温』 より 『体調』 です🍀